閉鎖筋と輪状甲状筋
いい声を出すためにはそれなりのトレーニングが必要になり、少し心掛けるだけでも格段に歌いやすくなるかもしれませんのでその辺をお話しさせていただきたいと思います。
いつもお読みいただきましてありがとうございます!
いつも何気なく出している声ですが、首の中にある声帯が作っていることはご存知かと思います。
喉の中には食べ物や飲み物を胃の中に送る食道と、空気を肺に流し込んだり肺から出したりする呼吸をするための息の通り道の気管があります。
声帯は気管の入り口にある喉頭という場所にあり、肺から送り出された息が声帯にかかってその息が動力になって声帯が振動して声が生まれます。
声帯から生まれた声は喉の中、口の中、鼻の中を通って響きながら外に出ていき声になります。
声帯を動かす筋肉には閉鎖筋と輪状甲状筋というものがあり、それぞれに役割が違い鍛え方もそれぞれ違うことはご存知かと思います。
閉鎖筋は、声帯を閉じる時に使われる筋肉で、地声を出す時に使われます。
輪状甲状筋は、喉を開く時に使われる筋肉で、裏声を出す時に使われます。
閉鎖筋を鍛えることで息漏れが少なくなり、はっきりと安定した声を出せるようになります。
普段話す時には低音域と中音域を多く使いますので、とても重要です。
輪状甲状筋を鍛えることで、中音域から高音域を強化できます。
ゆっくり「お」「い」と繰り返すと、男性だと喉仏が動きますので、分かりやすいかと思います。
長く話していると喉が枯れたり、声そのものにカスカスした音が混じってしまうことはありませんか?
また、息漏れが多いと大きくはっきりとした声を出せないので、弱々しい声になってしまいます。
声帯を閉じる筋肉を鍛えることで、息漏れが改善されて、芯のあるはっきりとした声を出せるようになります。
「あ」の口をしたまま息を吐き、少しずつ声を出していくと、「あ゛」という音が出ます。これがエッジボイスです。
これを一定に長く続けていきましょう。あまり力を入れると喉を痛める事もありますので、リラックスした状態で行いましょう。
そして慣れてきたら、「あ゛」から「あ」につなげていきます。
輪状甲状筋を鍛える事で、高めの声が安定しますので、普段声が低かったり暗かったりする人にはとても向いています。
裏声を出すことで輪状甲状筋を鍛えることができます。
裏声で「ホー、ホー」とフクロウのように繰り返してみましょう。その時に喉仏が下がる(あごの下が膨らむ)ことを確認しながら行いましょう。
※喉に力を入れずリラックスして行いましょう。
※力が入ってしまう人は、小さな裏声でかまいません。
※裏声の練習ではありますが、輪状甲状筋が鍛えられれば話している時の地声にも良い影響がありますので、ぜひやってみてください。
まずは感覚をつかむために声を出してやってみましょう。
・「お」を低い声で発声する→喉仏が下がる
・「い」を高い声で発声する→喉仏が上がる
次は実際には声を出さず、息だけを流しながら同じようにやってみてください。
この動きをサポートしているのが輪状甲状筋ですので、これを繰り返すことで鍛えることができます。
札幌 北区 整体 ダイエット 麻生のサロン 心と体が元気になる整体 〜ku〜
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